ゴールデンウィーク初日に鎌倉に行ってきました。
その時の ちょっと不思議なお話です。
鎌倉駅の人の数を見て
かなり混雑するのを覚悟していたのですが
小町通りや鶴岡八幡宮はそれほどの人出はなくて
みんな江ノ電に散っていったのかしら?
20年ぶりぐらいの鎌倉
ベタな観光スポットも 当時とはかなり様変わりしておりました。
女四人で食べることと喋ることとお買い物(見るだけ)で
気がついたら鎌倉じゃなくてもできることばかり・・・
日も傾きかけた頃 慌てて手近な佐助稲荷へ
このあと銭洗弁天へ寄っていこうと
友人の一人が多分これが近道だと言って
佐助稲荷の奥の山道を登っていくことになりました。
階段状になってはいるけど 少しぬかっていて
手すりにつかまらないと登れないほど急な道を
まるでアスレチックだよ~と内心思いながらえっちらおっちら上り
頂上らしき場所の手前で 上の方から来る男女の二人連れに会いました。
ハイキング慣れしている感じの服装でしたが
60代後半か70代ぐらいのご夫婦のように見えたので
女性の方に「下りは足元が危ないですよ」と声をかけようかどうしようかと
思っていたら男性の方から「あんたがたどこに行くの?」と聞かれました。
先頭にいた友人が「銭洗い弁天にはここから行けますよね?」と答えたところ
「銭洗い弁天に行くのにここを通る人はいないよ。身体を鍛えたかったら別だけど」
と笑いながら言われたので
我々は即効くるりと方向転換して すごすごと来た道を戻りました。
あぶね~ 鎌倉で遭難するところだったよ
その後無事銭洗い弁天に辿り着き 欲深くざぶざぶお札を洗い(ラッキーセブンで七千円)
「洗ったお金はすぐ使った方がご利益がある」ということなので
これでお土産に鳩サブレと鎌倉カスターを買おうっと(どっちもデパートで買えるけどな)
濡れたお札をひらひらと乾かしながら歩いていたら
またさっきの二人連れらしき男女が向こうから来るのが見えました。
でもなんとなくさっきの二人とは違うような感じがして 友人と
「さっきのおじさんかな? あれ?でも違うかな?」と言い合っていたら
あちらから「ちゃんとお金洗ったかい?」と聞かれたので
やっぱりさっきのおじさんだったんだー
え? でも・・・・
一人の友人と私は顔を見合わせて同じ言葉を言いました。
「女の人のほう さっきと違う人だよね」
鳥肌 ザーーッ
どちらもマスクをしていたのですが
佐助稲荷で会った女性は服装も地味な小柄な老婦人。
今度の女性はマスクの上のつり上がった目がアイメイクばっちり
鮮やかな花柄のチュニックの若い女性だったのです。
お稲荷さんだけに 狐に化かされたのかしらね?
それとも さすが古都鎌倉 秘密の若返りスポットがあるとしたら
おじさん、私たちも行きたかったですぅ!
そこかい!あ~ 江の電にも乗りたかったな~~
鎌倉 また改めて行くことになりそうです。
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